静岡の磐田の鈴木さんから、ライムが届いた。
ライムは、レモンの親とされる果実。
レモンよりもやや日持ちが劣るのと、スパイシーな風味があるのが特徴だ。
柑橘類の原生地であるインド北部では、柑橘類はくだものとしては発展せず、どちらかというとスパイスとして発達した。
マンゴーなど極甘のくだものがすでに存在し、酸味のある柑橘は、日本で言うとゆずやすだちなど香酸柑橘と呼ばれるような部類で発展した。
その一つが、ライムなのだと思う。
ライムを改良して生まれたのがレモンだから、レモンはとても日持ちが良いけれど、親であるライムは一世代前の品種だから、そこまで日持ちがしないのだと思う。
それでも、パンチの効いた酸味は、同じく柑橘類である山椒と通ずるものがある。
鈴木さんは農薬も使用せずに育てている。
ぜひ果肉も果汁も皮も余すところなくご活用いただければと思う。
期間も短いので、注目だ。