愛媛の明浜から片岡さんと﨑山さんがお店に来てくださった。
明浜に若手の働く産業を、と意気込むみかん農家のグループだ。
﨑山さんは、事務や営業を担っているので、比較的頻繁に上京してくださっている。
が、片岡さんは生産者グループのリーダー的な存在で、自身も相当な面積のみかん畑をおじいさんから引き継いでいるし、購入もしているので、栽培に忙しく、東京にはまずいらっしゃらない。
連絡を頂いて、お会いしたいなあと思ったのだけれど、今晩は愚息のお迎え当番。
叱られそうだけれども、家庭内のルールもあるし、妻の会社内の事情もある。
遅番と早番が、尋常じゃない時間差なので、変更は難しい(遅番14時入り。早番は6時入り)。
とっても申し訳ないのだけれど、店を守る社員さんに対応を託した。
色々な青果店を回っていたそうで、銀座に来られたのは19時45分、閉店ギリギリだったとか。
実際に販売されているところを見て、大いにモチベーションが上がったと聞いたので、嬉しい。
りょくけんでは、ジュースラベルに生産者の写真を掲載するようにしているのだが、現在、みかんジュースの原料が、片岡さんたちなので、代表として、片岡さんを掲載している。
それがとても嬉しかったようで、わざわざ「記念に。」と購入していったらしい。
2025年は、表年。
昨年はカメムシの被害、猛暑、裏年と悪い原因が重なり、“凶作”と言って良い年だった。
今期は好調で、エヌワンという超極早生種は今一つだったようだが、日南1号こと極早生品種は好評。
青みが残るみかんだが、酸味が程よく抜け、常連のお客様らかもお褒めを頂いている。
20日くらいからは、横綱品種である宮川早生も始まる。
ジュースの他、清見を使ったジャムもある。
明浜は、間違いなく、過疎が進む町だ。
そんな町に戻り、若者が働ける場をもう一度作る!という壮大な計画を持つ片岡さんたち若手グループ。
私も微力ながら、応援していきたい。