「研究すると良いよ。」
親分肌もある山本さん。
新潟吉川町の永田農法研究会のリーダーの一人である。
一度は、栽培が見送られた”〆はりもち”を数量限定で譲ってもらった際に一言声かけてもらった。
山本さんの知り合いのおこわ屋さんが、この〆はりもちで、とても美味しいおこわができた、と喜んでいたのだそう。
それならば、同じ山本さんたちが作る在来種の青大豆“吉川在来”を使った青大豆のおこわを作ってみたいと思った。
あれから半年。
暑い暑い夏がいくらかましになり、秋らしさを少しだけ感じる季節になった。
豆おこわが美味しい時期。
我々にはもち米を上手に蒸す技術がない。
炊飯器で炊く場合には、うるち米ともち米を半々で炊くと美味しく炊きあがる。
青森のはれわたりと山本さんたちの〆はりもちを合わせ、そこに青大豆”吉川在来”を加えることにした。
少しだけ塩味を付けて炊くと、お米はちょうどよいもちもち感。
そこに、豆のぷりぷりホクホクの食感が良いアクセントに。
お米の塩味と甘みの後に、かみしめるほどに、青大豆の甘みがかぶさってくる。
とても美味しくできた。
22日から一週間の限定のお品。
ぜひ手に取ってみて。
■吉川大豆のおこわ風 1p 378円(税込)