長男と次男の誕生日が続けざまにある8月お盆過ぎ。
できるだけ何か特別なことをして祝ってあげたいと思っている。
今年は、どこか行ったことのないところへ行きたいとのことで、大阪ユニバーサルスタジオジャパンに行くことにした。
テレビ番組などで取り上げられる度、4兄弟とも興味深く見ていたし、ずっと行きたいと言っていたからだ。
6人家族。
共働きとはいえ、すべてのコストが、×6。
二日間まるまるユニバーサルスタジオジャパンで遊ぼうと決めたので2dayパスを購入し、
1.ハリーポッターのエリアの入場パス&ハリーポッターのアトラクションのエクスプレスパス
2.ニンテンドーのエリアに必ず入場できるパス&マリオカードのエクスプレスパス
3.フライングダイナソー or ハリウッドドリームライドなるジェットコースターのエクスプレスパス
4.ジュラシックワールド or ジョーズの人気定番アトラクション
という4つのパスがセットになったものを追加購入した。
ー妻が。
私は交通費を担当。
新幹線なのか飛行機なのか、色々検討した結果、いつもならJALさんのところ、ANAさんの方が割引が大きかったのと
帰りの便が遅かったので、ANAさんにした。
せっかく大阪に行くのだから、梅田、大阪城や通天閣、道頓堀なども訪ねて、たこ焼きと串揚げを食べたいし、食べさせたいなと思ったのだけれど、今回は、USJに絞る計画に従った。
羽田空港6:20発。
4時半に起きて用意し、がっと自家用車で羽田空港の駐車場に駐車。
6人いると、公共交通機関よりも、駐車場料金を支払う方が安価だし、時間に自由が利く。
いざ、飛行機に乗ろうとすると、どうやら次男が飛行機を怖がっている。
飛ぶのが怖いらしい。
落ちたらどうしよう?とずっと言っている。
窓側の席を用意したのに、じっと目を閉じたままだった。
長男は受験生。
バスケ引退後、勉強に勤しんでいて、朝から晩まで勉強している。
なかなかすごいと思う。
なので、大阪行きを決めたところ「なんで?二日間?その二日間がもったいない!」と予想していなかった反応があった。
今回も、旅の合間合間で、単語帳を開いたり、社会のワークをしていた。
USJに着くなり、度肝を抜かれたのは、追加購入したパスに含まれているジェットコースターの恐ろしさだった。
ハリウッドドリームなるジェットコースターは恐ろしい角度で落ちる。
60度くらいだろうか?
ディズニーランドのスプラッシュマウンテンの滝つぼの角度と似たような角度で、しかも長い。
しかも2、よくよく見ると、同じレールを後ろ向きのバージョンも走っている。
「あれは乗れん。」と思った。
いくつかアトラクションを楽しんだ後、ふと目の前に現れたのは、さらに恐ろしいジェットコースター。
「え?あれがもしかしてフライングダイナソー?」
プテラノドンに背中をつかまれてそのまま空に連れて行かれるという設定のジェットコースター。
背もたれが180度になった椅子に座り、じりじりと登ったと思ったら、真っ逆さまに頭から落ちていき、横にも縦にも360度回っていく。
地面すれすれも走る。
しかも、長い。
「あれも無理。」と心底思った。
結局、ビビりの私と次男、四男は「乗らない」と心に決めたところ、長男が怒り始めた。
「一回はみんなで乗ろうよ。何のために来たんだよ!? 経験しなきゃ分からないだろ!」
かいつまんで言うと、その後、彼は単独行動。
一人で、フライングダイナソーを2回、ハリウッドドリームもハリウッドドリームの後ろ向き版も満喫したらしい。
その間、私はスヌーピー&セサミストリートエリアで休憩…。
前日も2時半まで給与計算などをしていたので、バテバテだったし、乗り物酔い&暑さが限界だった。
夜、楽しみにしていたニンテンドーエリアへ。
ゲームの世界がそこにあって、息子たちはとても喜んでいた。
が、4500円の腕に巻くアイテムを購入せねばならないようで…。
これがあると、エリアに隠されている仕掛けを楽しめない。
例えば、ブロックをこつんとたたくと、例のコインが出る音が鳴るのだ。
少しだけ悩んだが、大森家は買わなかった。
ハリーポッターエリアは、美しかった。
他のエリアからは、構造上、どうしても大阪の首都高速道路が良く見えて、世界観に浸れないところがあるが、
ハリーポッターとニンテンドーエリアからは見えない。
建造物もすべてきれい。
ただ、ここも6400円の杖を購入しないと、満喫できない。
各所に隠されている仕掛けが楽しめないのだ。
何種類もある杖はとても良くできていて、良いお土産になりそう。
そこかしこで、杖を振っている人を見かけた。
上手に振ることが出来ると、煙突に火が付いたり、門の鍵が開いたり、汽車が蒸気を吹いたりする。
時間もないし、へとへとで…。
ホグワーツの城のような学校へ入り、アトラクションを楽しんだ。
私はディズニーリゾートが身近なので、どうしても例えてしまう。
ソアリンのミニ版に、ファンタジースプリングスのピーターパンに似ており、かなりお金がかかったアトラクションだった。
↑バタービール(ノンアルコール)なる飲み物を飲む次男。
そうこうしているうちに、長男が合流。
ではもう一回乗ろう、とハリーポッターはもう一回。
映画ファンにはたまらない精巧な作り。
でも、酔う…。
まだ気持ち悪さが残っているのに、ニンテンドーエリアに移動し、マリオカートを楽しんだ。
ゲームを普段からやっている息子たちは、とても楽しんでいるようだったが、私はいまいち。
知識がスーパーマリオブラザーズで止まっている…。
これで21時を回ったところ。
あともう一つ乗ろう!とミニオンのエリアのハチャメチャライドに乗ろうとしたが、すでに営業終了。
同じエリアにある、大悪党への道、というシューティングゲームを堪能。
こちらは、ディズニーリゾートに例えると、トイストーリーマニア。
昼間は40分待ちくらいだったところ、10分待ち。
もう一回くらい出来そうだったが、なんといっても、自身が疲労困憊。
ここから、ホテルにも移動しなくてはいけない。
近場のホテルは満杯で取れなかったので、タクシーでの移動が待っている。
どこかでたこ焼きも調達したい…。
「え!? 明日もここに来るの? え? 大阪観光しないの!?」
突然の長男の異論。
長男はずっと勉強していたので、大阪行きの相談はほとんどしていなかった。
初めて行くところだったので、満喫するには二日間が必要だと思っていた。
高~いお金を払って2dayパスを購入した妻の気持ちは本当に…。