3%か5%か。
それが問題だ。
シェークスピアのハムレットではないけれど、私たちは、毎日こんな選択に迫られている。
先週聞いたラジオ番組によると、一日35000回、我々は選択を繰り返しているそうな。
梅シソごはんを試作中。
今期、というか昨年の梅が不作だったそうで、いつもお願いしている海の精の練り梅が手に入らない。
他の産地では販売があったので、食品添加物無添加のものを調達。
ところが、海の精さんのものよりも、塩味が強い。
いつもならば、5%で味が決まるところ、しょっぱかったので、3%に調整。
だけれども、梅の色味が薄くなってしまい、雰囲気が出ない。
「じゃあ、ひとつまみ、練り梅を添えたら。」とご提案を頂き、採用。
こうすることで、塩味が足りないと思う方は、一緒に食べられるし、そこにあることで「あ、梅ごはんだ。」と認識されやすい。
炊きあがったごはんの粗熱を取った後、刻んだシソと練り梅を混ぜ合わせ、熊本県産の金胡麻と、練り梅を添えた。
最近は青森の奈良岡さんの”はれわたり”というお米を使っているのだけれど、もちもち感があって美味しい。
お米は週替わり。
夏らしい、さわやかな仕上がり。
お見逃しなく。
■梅シソごはん 1p 378円(税込)