りょくけん東京

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子噺 社長日記

『台風でも来たら良いのに。』


(出典:tenki.jp より)

「週末、台風っぽいんで、作成量減らしました。」

昼間に店頭に顔を出すと、店長にそう言われた。

「大丈夫ですかね?」

松屋銀座は、池袋や新宿と違い、ターミナル駅に直結していないので、雨に弱い。
めっきり集客が落ちるのだ。

最近は、土曜日に関しては、雨が降っても日中のお客様は多く入ってくださるので、大丈夫のような気もするが。

「大丈夫、それるから!」

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夜、何度目かの電話。

4月で、お取引を打ち切られてしまったお米の生産者 山﨑さんと久しぶりに電話でお話しすることが出来た。
今は雨が足りず、方々に行って、頭下げて、水を融通してもらい、田んぼに引く毎日だそう。

取り付く島があるかと思い、お会いしたい旨を伝えた。

お米が無くなり、助けてくださった農家さんへの謝意もあるし、これまで継続して販売してきた山﨑さんのお米も、やっぱり継続したい。

「お盆が過ぎた頃じゃないと、時間ないな。」

「では、8月16日頃にまた電話します!水が大変だと思いますけれど…!」

「そうだな、ちょっと台風でも来てもらわないと!」

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家に帰ると、息子たちは寝静まっていたけれど、週末はサッカー合宿があるそうで、次男と三男が大きなリュックに荷物を詰めて用意してあった。
二泊三日。
それはそれは楽しみにしている。

私が同じ年の頃に参加した時は、嫌で嫌で仕方なかったものだけれど(行っちゃうと、楽しんだものだが)。

「ん?あれ、台風が来るんじゃなかったっけ?」

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う~ん、台風。
恵みの雨のようでもあるし、そうでもないような気もするし。

でも各地で水不足が叫ばれている。

日本全体の事を考えれば、ここは降ってほしいのかな。

災害にはならない、ほどほどに…。