山形空港から、秋田南部まで、レンタカーを走らせていると、気になる地域があった。
三関とか、湯沢というインターの名前が見える地域。
高速道路なのかそうでないのか、良く分からない道路だったけれど、高速道路わきから山の中腹まで、数キロに渡って、さくらんぼのハウスが見えたのだ。
さくらんぼは、梅雨時期のくだものだけれど、雨にもっぱら弱いので、5月下旬、収穫直前になると、ビニールを掛けて、雨に当たらないようにする。
ハウスの屋根部分がひときわ高く、脇はビニールをあまり張らないので、さくらんぼの畑であることは、すぐに見分けがつく。
大産地である、山形県。
東根や天童、寒河江など名産地が多いのだけれど、ここのところ、暑さで生育が順調でない。
特に、ブランドでもあり、古い品種でもある“佐藤錦”は、昨今の気候変動に対応しきれない、と言われている。
山形がダメであれば、少し北上した、秋田にも、良い産地があるのでは?と思っていたので、すぐにでもICを降りて、畑を訪ねたい衝動にかられたが、飛行機の時間が迫っていたので、そうもいかなかった。
う~ん見たい。
うまく行っているのであれば、6月中旬くらいのさくらんぼが手に入るやもしれない。
現在取り扱っている、青森の弘前のさくらんぼはとても良いのだけれど、6月末、ここ数年は7月に入ってからの収穫になっている。
野菜くだものはどうしてもずれ込むのだけれど、予定通りお客様にお送りできないのは、やはりよろしくない。
国産くだもののラインナップが少ないのは、6月の課題でもある。
ふと立ち寄った、道の駅で、その秋田のさくらんぼを手にすることが出来た。
よく、丁寧に選果されたさくらんぼたちが並ぶ中、悩みに悩んで1p購入。
さて、どうかな?
そしてもう一つとても気になったアイテムを購入。
それが、アロニアのジャム。
アロニアは、不思議なくだもので、ブルーベリーとかアサイーに似ている。
鉄分、ポリフェノールともに豊富。
あとは食味チェックして、次につなげることができるのか…!?