りょくけん東京

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産地情報

赤井川村を臨む。

北海道の赤井川村は、いろんなご縁もあって、りょくけんでは大切な産地になっている。

初夏のアスパラガスをどうしても扱いたくて、探していた。

当初、仁木のトマトの生産者である岩本さんが作っているということで、聞いたが、様々な理由から、断られた。
ただ、「彼ならやってくれるかも。」と紹介されたのが赤井川の赤木さんだった。

りょくけんでは多くの取引農家がいる、仁木・余市エリアから車で20分くらいの場所。
お取引が始まった頃は、道も今一つだったので、ヘアピンカーブをいくつも曲がって、峠を越えた。
その、峠こそ、”外輪山”と言われるもの。

赤井川村は、典型的なカルデラ盆地、古代に火山が爆発することで生まれた地形なのである。

今は、峠を越えずに、トンネルをくぐれば、たどりつけるのだけれど、久々に、峠に上がってみた。

外輪山が、火山が噴火した時に崩れなかった外側の山。
その内側に内輪山という小規模の噴火の時の山も見える。

この悠久の地で、ホワイトアスパラや、かぼちゃ&とうもろこしをご提供いただいている。
ホワイトアスパラは間もなく終了。

かぼちゃは8月~9月。
とうもろこしは7月からあるのだけれど、お願いしている時期は、9~10月と後半のもの。
10月は、とうもろこしの品温が、畑で3度くらいになっているそうで、手が、かじかんで仕方ないらしい。
かぼちゃは、それ自身はもちろんのこと、奥様が作るかぼちゃプリンを急速冷凍することで、全国にお送りできるようになった。
将棋の藤井さんが、小樽で将棋を打った時に食べてくださり、話題になったのだとか。
濃厚で、とても美味しい。
そして急速冷凍って、すごい技術だ。

いろんなご縁がある、仁木・余市・赤井川村エリア。
大事にしたい。