りょくけん松屋銀座店では、2週間ごとに新しい、季節のサラダを出そう!と頑張っている。
次は、和のサラダをテーマに考えていた。
その中で「食べて美味しかったから。」と自慢の十割とうふを使用したいと申し出があった。
とうふの使用には、ひとつ問題があり、長らく使用していなかった。
それは、にがり。
にがりは、純粋なものを追求していくと、塩化マグネシウムに行きつき、食品添加物の一つに指定されているのだ。
ベジデリカは、無添加を是としているので、凝固の際に、塩化マグネシウムを使用するとうふは必然的に使うことができない。
申し出があった後、迷ったけれど、十割とうふは確かに美味しいし、”にがり”という食品添加物を使用していると表示した上で販売することを決めた。
ドレッシングには、梅酢かポン酢をベースにしたものにしようと5~6種類試作してくれ、最終的には梅酢ドレッシングに決めた。
とうふ、オクラ、大根の千切りを添えた、和風のサラダ。
少しシンプルかもしれないけれど、主役に据えたおとうふが目立つ。
今でも人気の十割とうふ。
これで益々人気になるに違いない。
さてさて、どうなるかな。