長きに渡り、会社の携帯電話は、折り畳み式の、いわゆるガラパゴス携帯だった。

農家さんとのやりとりは、電話とファックスが多く、スマートフォンの利点があまりなかったからだ。

朝、起きて、緊急事態の報告があったので、その対応をした後、こともあろうに開いたまま、そこらへんに置き放してしまった。

しばらくして、そこらへんに腰かけたところ、バキッという音とともに、愛用していた折り畳み式のガラパゴス会社携帯は、真っ二つに折れてしまった。

液晶画面は真っ暗。
文字盤は心なしか光っているような。。。
悩んでいたら、ブルブルと震えている。
どうやら、電波はキャッチするようである。
メールの着信だったが、別れてしまった液晶画面には表示されるべくもない。

緊急事態の初期対応はしたものの、その後の連絡ができず、困り果てた。

そろそろ、会社の携帯電話も、スマートフォンに乗り換えなさいという暗示か。

さてさて…。