新潟の吉川から、こごみが送られてきた。
嬉しい。
「あそこ、あの日陰になっている部分の田んぼの雪が解けると、動かずに座ったままでも、こんなにとれるくらい出てくる。」
と言われていたこごみだ。
たくさんいただいたので、試作してみる。
こごみは、山菜の中でも、クセが無く、食べやすい山菜。
あく抜きも要らない。
強いて言えば、天然ものなので、洗うのがやや大変か。
こごみは、芽なので、芽吹く時に土や落ち葉が全体についている。
水に浸した後、1本1本、よく洗った。
加熱してからマヨネーズでも美味しいのだけれど、それらしく、酢味噌和えにすることにした。
酢味噌は、白みそが絶対だと思うけれど、普通の味噌でも良い。
味噌と酢を1対1。
砂糖は0.5。
お酒やみりんで甘みを調整しても良い。
ただ、アルコール分を飛ばすために加熱する必要がある。
手抜きだけれど、他の夕食のおかずのため、ガスレンジは使っていたので、シリコンスチーマーに入れて電子レンジへ。
2分で十分だった。
くるんと丸まった部分は粘りがあり、茎の部分はシャキシャキしている。
とても山菜らしい外観なのに、食味はさほどでもないので、これなら息子たちもきっと…。
と思って食卓に出したところ、酢味噌和えは好評で、きれいに全部食べてくれた。
お惣菜で、”春野菜の酢味噌和え”なんてこさえてみても良いかもしれない。
量り売りにすべきか、パック売りにすべきか。
あるいはスチームサラダに入れても面白いのかな。
妄想が、いや、構想が膨らんだ。