りょくけん東京

りょくけんだより
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新潟づくしの晩餐。

吉川では、ふきのとうをたくさんいただいた。
食に興味がある(と思われる)息子たちが喜ぶかもしれないと思い、道の駅で鹿肉とイノシシ肉を購入。
新潟の最新品種”新之助”も1袋だけ売られていたので、奮発して買った。
青大豆も二種類売っていたので、参考に二つとも購入した。
ひとつは色がやや薄い”さといらず”。
砂糖が要らないほど甘いため、そう呼ばれるそうだ。
もう一つの方が色が濃い。

既存の知識を活用すれば、後者の方は秋田の大越さんが作る青大豆(あきたみどり)に似ていて、いわゆるひたしまめに使われる。
前者のさといらずは、吉川の在来品種に似ている。
吉川の在来品種の青大豆の方がやや色が濃く、両者の中間くらいか。

経験値に過ぎないが、青大豆は、どれを食べても美味しい。

豆は就寝前に水に浸けて置いたものを30~40分ほど炊いた。
沸騰してから塩をたっぷり目に入れた。

イノシシ肉は、先日、息子たちと見ていたバラエティ番組に登場していて
その際は、みそ仕立ての鍋にしていた。

長ねぎとにんじんを切って、冷凍のイノシシ肉のスライスを入れて、私はみそ汁にした。

鹿肉は、厚さのあるもの=ステーキ用と書かれたものを買ったので、言われた通り、塩コショウを振って、ステーキに。

フキノトウは、フキみそも美味しいけれど、子供たちが食べられるように、と天ぷらにした。
小麦粉100g、卵1玉、冷水150g。
そこに氷を入れて、良く冷やし、さっとかき混ぜた後、水に浸しておいたフキノトウを入れて、油で揚げた。
さーっところもが離れて油に散っていく様子は、もったいないと思いつつ、美味しそうにできそうと期待させた。

そうそう、吉川の山本さん宅の裏庭でいただいた”冬菜(とうな)”もレンジで温めて醤油とおかかでおひたしに。

茎が太いのに、とてもやわらかく、美味しい。


時計回りで、さといらず、青大豆、川崎さんの春キャベツのコールスロー(愛知)、鈴木さんたちのブロッコリー(静岡)、ふきのとうの天ぷら、鹿肉のステーキ、乙女の涙トマト(高知)、冬菜のおひたし。

青大豆のふたつは、甲乙つけがたい美味しさ。
私の経験値は正しいように思う。
ふきのとうは、虫がいると嫌がるだろうから、と水に浸しておいたのだけれど、それが良かったのか、えぐみが程よく、食わず嫌いの次男も美味しいと言って食べてくれた(ちなみに虫はいなかった)。
三男と四男には、、、ちょっと大人の味で、早かったようだ。

鹿肉は、牛肉の赤みのようで、程よい歯ごたえで、筋や脂身がない分、食べやすく、噛み切りやすくて、旨みがあった。

冬菜は、息子たちは小松菜かほうれん草と思って食べたそうだが、それくらいやわらかく、抵抗のない味で美味しかった。

イノシシは、豚肉のバラ肉に似ているが、これまた程よい歯ごたえがあって、味噌とよく合い、美味しかった。

新之助は、もちもちと粘り気があって、色が白くてきれいなのだけれど、食味的には驚くものではないように思った。
貴重なのに、、、すみません。

あれ?なんかめちゃくちゃ贅沢のような?