福岡の森さんから連絡があった。
「自分はまだすっぱい気もするけれど、他の人は大丈夫だって言うから、大丈夫なんやと思う。」
デコポンこと、不知火(しらぬひ、い)の件だ。
一週間ほど前から収穫を始めたそうで、予定通り、間もなく弊社にも届く。
楽しみである。
森さんが不知火の初収穫は、私の前職の店、SKIPとかぶる。
2004年の事。
SKIP東武池袋プラザ館で初めて目にした。
売場の”パーテーション”の後ろから、ふわりと漂うオレンジの香りと、IさんとKさんが「美味しい~!」と感嘆の声を上げたのを今も覚えている。
初年度は”熊本県産DEKOPON”とプリントされた段ボールで届いた。
正しくは、福岡県産 不知火だったが、段ボールの手配が間に合わず、熊本から段ボールを専門の段ボールを譲ってもらったとか。
そんなことは梅雨知らず、熊本県産デコポンで販売し、その日のうちに訂正が入って、POPを書き換えた。
不知火は、おでこがポンと出ているので、輸送時に上部にぶつかって、おでこから傷みやすい。
一般的にはあまり伝わらないが、段ボールの底に詰める型(モールド)も不知火専門のものが良いし、段ボールも、中で不知火が踊らないよう、不知火用が良い。
デコポンと言う名前が使用できないのも、知らなかった。
まずは第一弾が入荷する。
収穫作業中なので、まだ数は限られるが、今年はどんな出来映えなのか、とても楽しみだ。