大分 杵築の山﨑さんのいちごトマトが始まった。
年も明け、本格的な量が取れ始めた。
例年であれば、11月末~12月の第一週には収穫が始まる秋冬作のいちごトマトなのだが、今期は、播種時期である夏の猛暑が影響して、種の播き直しを行ったために、遅れた。
さらに、秋が、日照が少ないのに高温だったために、熟成よりも生長にベクトルが動き、果実が大きくなってしまった。
「実が大きいとやっぱり美味しくないんよ。」と山﨑さん。
トマトもみかんも、あまり大きいと、食味がのらない。
大きさがやっと落ち着いて、小玉になり、食味がようやく上がってきたのはクリスマス前後。
山﨑さんは作型を二つに分けて、半年以上、いちごトマトを供給してくれる。
その後作分も始まり、安定供給の時期になった。
「でもね、大森君。今年は単価を上げてくれんかな。肥料も何もかも倍以上に上がってるんよ。」
大分の方言は、私が社会人新人時代を過ごした下関のそれとよく似ている。
”値上げ”には抗いたいのだけれど、存在を継続できなければ、意味をなさない。
世の中に出回るお金を増やし、みんなの所得を増やすためにも、致し方ないのだと思う。
何はともあれ、いちごトマト、本格スタート!
■いちごトマト 大分県産 約200g 756円(税込)~
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