「とおちゃん、あれ、ぼくが、かえておいたよ。」
5歳の四男が言った。
何のことかと思いきや、りょくけんのカレンダーだった。
月が変わったので、カレンダーをめくらねばならなかった。
5歳の子が、そんなことに気づいて、行動してくれるとは。
四男は、”きょうはかようびだね。”とか”きょうはすいようびだからたいそーきょうしつのひだね”とか”すいみんぐはつぎのげつようびだよ”とよく口にしている。
”何月”とか”曜日”とか時を表す表現を、人はどうやって理解して、会得していくのだろう?
長男の時も、次男の時も、三男の時も不思議だったっけ。
人間ってほんと、不思議だ。