「俺はホワイトチョコの方が好きだなあ。」
ヴァレンタインが終わったら、次はホワイトデーである。
先日、躍起になってくだもののチョコレートがけに挑戦していた頃、会社の男性スタッフがぽつりと私に言った。
実のところ、私もダークな黒いチョコレートよりもホワイトチョコの方が好きかもしれない。
では、ホワイトデーはホワイトチョコで、いちごのコーティングをしてみるか!という気になった。
ブラックとホワイトチョコの違いは、カカオマスの有無だ。
カカオ豆から分離させた油分=カカオバターと牛乳と砂糖を混ぜたものがホワイトチョコ。
カカオマスにある健康成分=ポリフェノールが無く、体に良いものではないのかな?と口走ったところ、
厨房のスタッフさんに、「カカオバターは今、注目の素材ですよ。」と諭された。
そのスタッフさんは、石鹸を自分で作るそうで、以前はココナッツバターで作っていたのを
今は、カカオバターを使うそう。
香りも良く、出来映えも良く、洗い心地が良いそうだ。
ならば、、と有機認証のあるホワイトチョコ原料を調達。
湯煎にかけて低温にあてて、再び温めて、とチョコを溶かした後、いちごにかけてみた。
冷蔵庫で冷やした後、ちょっと食べてみると、、、
なんだかダメである。
生のいちごは美味しいし、ホワイトチョコも甘くて美味しい。
だけれど、なんだか今一つ。
バラバラなのである。
金柑もやってみたが、もっと今一つ。
なかなか難しい世界だ。