大分の、なんというか、元同僚の金子さんから入電があった。
「大森さん。今、うちの農場に来ていた方に、どこかで見たことがある顔の人がいると思ったら、、、」
ふむふむ。
どなただろう？
「北海道の宇野さんでしたよ！」
「へえ！そうなんだ！」
「どこかで見たことがあると思ったら、大森さんのブログでしたよ。」
宇野さんは、北海道天塩の若手酪農農家。
自然に任せっきりではなく、ある程度、人の力や知恵を出して、酪農をしている方はいないかと思って出会った方だ。
旭川空港から車で3時間。
千歳からなら4時間。
稚内からでも1時間半。
あんなに遠く無ければ、もっと頻繁に通いたいくらいの牧場。
そんな宇野さんが、視察で金子さんの農場を訪ねているという。
なんだかとても嬉しい。
「うそ！！ 宇野さんにちょっとショートメールすぐ送っとく。」
金子さんとはつい昨日、打ち合わせの電話をしたばかり。
元同僚と言うか、、、
ユニクロの野菜事業のSKIPからの、同志とか盟友の類（たぐい）。
4時台に起きて、6時前から銀座の厨房でチョコを仕込んでから自宅に帰り、四男を保育園に送り届けてから、店頭の遅番前に3月号のカタログを仕上げていた、そんなタイミング。
別に私に何があったわけではないのだけれど、嬉しい電話だった。
