りょくけん東京

りょくけんだより
りょくけんだより~ BLOG ~

2024年2月号カタログができた。

2月は、柑橘類が本当に豊か!
表紙を何にしようか迷いに迷った末、甘平(かんぺい)に。
昨今、人気急上昇中の新柑橘だ。

甘平の名の通り、甘く平たい柑橘で、手で皮が剥けてとても美味。
同時期に始まる不知火(=デコポン)、せとか、甘平を比べてみると、以下のような特徴がある。

・不知火(デコポン)…甘さと酸味がとても強い柑橘。酸抜けを待って出荷。りょくけんでは2月末から開始予定。全国的に作られていて、産地や生産者によって品質のばらつきが大きい。
・せとか …果肉のやわらかさ、ジューシーさが特徴の高級柑橘。柑橘界の大トロ。とろりとした食感。肌が弱いため、ハウスで育てられ、外観が美しい。加温をするかしないかで、12月から出荷できるように調整可能。露地ものは3月ごろから。
・甘平…果肉の砂穰の粒々感があり、とても美味しい。生産者泣かせのところがあり、生理落果が多く、さらに裂果(=割れ)があるので、どうしても高価になる。また収穫量が読みづらく、まったく採れない年もある。露地で2月上旬から。

いずれもオレンジとみかんを掛け合わせたものに、さらにオレンジみかんを掛け合わせた、”第三世代”の柑橘です。
時期が少しずつずれるので、順番に楽しんでいただければ。

この三品種の人気には及ばないものの、風味がとても好きなのは、媛小春だ。
黄金柑と清見の掛け合わせで、小玉だが、香りや独特の風味が良く、とても美味しい。
2024年は雨が少なかったため、特に美味しいと思います。

りんごは受難の年で、思うように供給できないかもしれません。
お早めにご注文をお願いします。

冬の野菜は、ブロッコリーがうまい。
国の重要野菜に指定され、話題になった。

トマトも、後半から大玉の高糖度系も始まる予定!

お楽しみに~
私の発注枚数が少なく、すでに部数が残りわずかに、、、