「”月光”って知ってますか?」
北海道から農家さんが会社を訪ねてくださった。
もう昨年のことであるが、印象的な問いかけがあった。
週2回、産地を訪れていた頃と違い、残念ながら、私は品種に疎くなった。
次々生まれる新品種にキャッチアップしていくのは、なかなか大変なことだ。
来社いただいた農家さんは、ホワイトアスパラガスを作る赤木さん。
アスパラを作っていない時期の作物を計画しており、”月光”も検討していた。
「白銀と比べると、甘さが全然違います。土質が合う合わないがあって、栽培がとても難しく、限られるんですが、赤井川村は合致するみたいで…」
月光は、ゆり根の品種のひとつ。
「一度、探して食べてみてください。」
それは、私への、一種、挑戦状だと思った。
昨年末、初めて食べたが、焼いただけで、蜜が垂れ、ホクホクと甘く、まるでさつまいもの安納芋。
2023年は、直接、農家さんから譲っていただけることになり、ただいま、りょくけん松屋銀座店の店頭で大ヒット中。
収穫から45日~60日ほど熟成させてから出荷するそうで、甘さがひときわ。
全国で、5件しか経営栽培していないとも言われる貴重品種だ。
お正月に限らず、ぜひ食べてほしい特徴野菜だ。
■ゆり根(月光) 北海道産 1玉 864円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/360501.html
■ゆり根(白銀) 北海道産 1玉 648円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/36302.html
ちなみに、白銀も、伊達さんのゆり根は美味しい。