広島の道法さんから分けてもらっていた頃から数えると、19年が経った。
国産のアボカドの件である。
どうも、隔年結果の傾向が強く、2年に一回しか、基本的には果実を上手につけない。
でも、とても美味しいし、お客様の期待値も高い。
個人的にも大好き。
熟度を見極め、とろっとした食感で皮が剥けて、わさび醤油、あるいは塩だけで食べた時のあの美味しさは、輸入物の比ではないのだ。
他の産地もだんだんと開発することができ、現在は和歌山の農家さんお二人とも、良くさせてもらっている。
和歌山は、苗を作る農家さんと、日本のアボカド栽培の第一人者と言える米本先生の存在のおかげで、けっこう栽培が広がった地だった。
愛媛のほうが、取れない!と聞いたので、焦って和歌山の農家さんに話を聞いたところ、きちんと生っていると言う。
そういえば、隔年結果。
昨年は、ひとつも収穫できなかった。
その分、樹に蓄えることができたエネルギーで、今年、果実を生らせたのだと思う。
期待したい。