安納芋ブームを終わらせたのは、現在最も人気がある、この品種が本格デビューしたからだと私は思う。
”紅はるか”。
はるかに甘いので、名付けられたという。
育成したのは、ヒットメーカーである”農研機構”さん。
シャインマスカットを世に送り出した、育種の国家機関である。
親は”春こがね”と”九州121号”という決してメジャーではない品種。
いずれも食味が良く、収穫量がある、という品種同士を掛け合わせている。
安納芋に負けない甘さがあり、きちんと貯蔵し熟させた紅はるかは、ねっとりとした食感があり、安納芋ほど水分がないので、べちゃっとしない。
焼き芋にした際には、甘みが強い以外に、食感も良かった。
また、干し芋の加工にも適正があったため、加工業者にも人気で、瞬く間に広がったわけだ。
さつまいも選びに迷ったら、”紅はるか”を選んでおけば、間違いない。
■さつまいも(紅はるか) 鹿児島県産 約400g 540円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/36201.html