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ネクタリン プルーン 凍霜

とうそうばい?…いやいや。。

「とうそうばい」

少なくとも、農業にかかわる商売をしている者として、恥ずかしい。
今年の春先。
長野から青森にかけての広い地域で、凍結と霜の被害が大きくあった(らしい)。

私は、会社経営の激震&波乱の時分で、本当に、なんというか、、、会社内以外の接点とか視点を大きく失っている時で、、、
正直、あまり把握していなかった。

本当に良くない…。

夜にかけて、気温が急激に下がる凍結と地面から下の凍結、つまり霜のことを合わせ、“凍霜(とうそう)”と言う。
そして、その被害のことを、”凍霜害(とうそうがい)”と言う。

つまり、”とうそうばい”と電話から聞こえた音は、正しくは”凍霜害”だった。

ピンポイントに結実の時期に被害があったようで、長野のプルーンも前半の品種は大丈夫だったけれど、後半の品種は花が落ちて、実がならず全滅。
同じく長野のネクタリンも、前半の”サマークリスタル”や”ワッサー”は大丈夫だけれど、後半の”ファンタジア”、”フレーバートップ”は実にならなかった模様。。。

ネクタリンの時期が過ぎて、りんごは大丈夫だということなので、自然とは本当に不思議で残酷なのものだ。

日々、勉強である。