本日は、46回目の誕生日。
土曜日に休みをとるか、日曜日にとるか、さんざん迷った挙句に、他のスタッフさんの休み希望や連勤の兼ね合いで、土曜日のお休みとなった。
私の誕生日は、妻との結婚記念日でもあり、「あなたの誕生記念だけじゃないんだから、その日くらい休みとってね」というプレッシャーが毎年少なからず、ある。
「(結婚して)今年で何年目だね。」と毎年確認があり、これがなかなか答えられず、なんだか申し訳ないのだ。
疲労感たっぷり残っていたので、家でゆっくりしたかったのだが、「養老渓谷へみんなで行こう!」と「ええ。。。」と思いながらついて行った。
千葉県が誇る景勝地で、遊歩道も完備しており、滝つぼまでの川沿いを歩くのは、景色と川や鳥のさえずりなどの音に囲まれて、悪くない時間だった。
いきもの好きの兄弟たちは、小さなカニを見つけたり、アリやオタマジャクシ、カエル、魚を見つけては、喜びはしゃいでいた。
川の中で泳いでいる蛇を見つけて、かなり私も驚いた。
そんななので、普通に歩いていけば、30分ほどの道のりだと思うが、寄り道が多いので、1時間くらいかかって、粟又の滝についた。
緩やかだが幅の広い滝で、滝つぼに広がった池のような場所は、遊泳禁止ではあるが、じゃぶじゃぶと入っていける。
1時間ほど、息子たちと川遊び。
滝の近くだけは、突然深くなっており、毎年水難事故が絶えないそう。
浮遊している竹などで滝つぼの深さを測ってみると、確かに2m以上の深さがあり、ここだけは気を付けよう、ということになった。
帰り際、上から見ると、大きな二つの丸がつながったひょうたん型の穴になっており、まるで隕石がふたつ落ちたクレーターのようだった。
後で調べて分かったことだが、滝壺はだんだんと浸食がすすみ、後ろに後退していくそうだ。
岩盤の柔らかな場所では急激に後退が進むため、粟又の滝の場合、二つの丸がつながったような形になっているらしい。
「隕石が二つ落ちたみたいだね。」
「”君の名は”みたいに?」
「そうそう。」
なんて、9歳の三男との何気ない会話に、なんだか成長を感じてしまった。
家でゆっくりしたかった46回目の誕生日。
マイナスイオンをいっぱい浴びて、リフレッシュできた。
妻と子供たちに感謝。
そして、私のいない銀座店の売り上げもすこぶる良くて、なんとも嬉しい休日となった。
皆様、ありがとう。