「自分がしたことや言ったことを相手がどう受け取るのか、わからない子なのかな。」
小学校の時、遠足から帰る4年生の女子から、残っていたお菓子をもらったことがある。
習字の教室が同じで、自分はある程度、親しいつもりでいて、ちょっとふざけたくらいのつもりでいた。
ところが、女子は相当怖かったそうで、親に伝わり、担任の先生に伝わり、翌日、学校に行ったら大問題になっていて、先生にも珍しく激しく怒られ、一緒に下校していた友人ともども、その4年生の女子の教室に行き、立たされ、激しく叱責された。
当然、申し訳ございませんでした、と女子にも謝罪。
ただ、その後も、習字教室で会うたびに「この人は悪い人なんですよ」と言われ続けた。
どんなに その妹さんや習字の先生が「そんなことない、大森君は良い子よ。」と擁護してくれても。
40代にもなり、少しはマシになったかもしれないが、三つ子の魂百まで、と昔から言われているように、あまり変わらないかもしれない。
店頭でお会いした恩師は、「自分がしたことや言ったことを相手がどう受け取るのか、わからない子なのかなとずっと卒業後も心配していた。」と諭してくださった方。
さっと去っていった先生を追いかけ、特選の小粒ファーストをカバンにさっと入れたけれど、よくよく考えてみれば、、、
書類やノート、書籍の入ったカバンに、トマトを裸で入れてしまい、茅ケ崎までの帰路、果たして無事だっただろうか。。。
せめてビニール袋に入れるべきでなかったか…。
自分がしたことで相手がどう思うか…。
慌てていたとは言え、ホント、自分は気を付けて生きねばならない。