店頭での勤務が終わり、バックルームにて、会計士さんに電話する。
「この修繕費って、本当に修理とか何かですか? 金額大きいですが、、、?」
「ブラストチラーと冷蔵庫を購入しています」
「あ、じゃあ、備品および器具購入に(勘定)科目を変えて、減価償却にしますね。」
一括で購入した機械は、耐用年数10年と考えて、経費としては10で割り、今年1年にかかる経費は十分の一で計上される。
それを私の方で見逃していた。
「売掛金でマイナスの残高がいくつかあるんですが、見直してください。」
「売掛金でマイナスの残高???」
会社対会社のお取引の場合、請求書を出してから、入金までタイムラグがある。
請求書を出したタイミングで、売り上げとして会計上、計上され、売掛金(うりかけきん)と言う。
マイナスの残高、と言われるとなんだか、とても悪い印象があるが、よくよく聞くと、
売上の登録よりも、実際の入金の方が多いという意味で、売上の登録が漏れていませんか?と会計士さんからのアドバイスだった。
十分くらい電話で話したが、「売り上げの登録の漏れはない!」と言い続けたが、通信販売の方で、認識の誤りがあることに気づいた。
「ちょっと思い当たる節があるので、会社に電話してみます。まだいるかな・・・?ギリギリいますね、ちょっと聞いてみます!」
会社にいる通販のスタッフさんと少し話し、果たして、売上登録の漏れがあった。
保育園と学童に迎えに行かねばならないので、松屋銀座を飛び出し、迎えを終わらせ、ご飯を作って、風呂に入れ、また自室にこもった。
納税締め切り日の深夜2時まで入力しなおし、会計士さんにデータ送信した。
今日も、何度も会計士さんと確認し合い、売上と損益が、13時に確定。
社長になって初めて、黒字を達成した。
売上率の2.3%の税引き後、純利益額だった!
昨日の朝までとは雲泥の差の気分になった。
ただ、納付する税金が増えてしまったので、そこら中からお金を集め、15時ギリギリに納付完了。
その足で、法務局にも向かい、別の銀行にも立ち寄り、資金を集め、月末日なので、通常の支払業務を行った。
そして、またお迎え。
う~ん、いろいろ間に合わない。。。
駆け足に継ぐ駆け足で事務所を出たが、その足取りが、充実感にあふれたものだったことは言うまでもない。
嬉しい!!!