閉店後、松屋銀座の外商=外回り営業の方々への”試食会”があった。
百貨店には、実際の店舗の中で販売する部門の他、外向けに営業する部門があり、銀座や日本橋の百貨店はこのあたりが強い。
昨年から、りょくけんでは、かなりお世話になっており、ラジオのナックファイブに出演させていただいているのも、この外商とのお取引のおかげだ。
りょくけんの実店舗が所属している松屋銀座の地下1階は、”グルマルシェ”というコーナーで欧州のマルシェを意識した店舗群となっていて、18年前に始まった。
チーズやオリーブ、生ハム・ソーセージ、ドライフルーツそして私どもの野菜と野菜惣菜の店舗が連なっている。
試食会は、多くの顧客を抱える営業担当者に、実際に食べてもらい、その良さを知ってもらおうという機会だった。
閉店後、店と店の間にテーブルを並べ、商品を展開。
単独で食べてもらったり、食べ合わせをご提案したり。
外商の営業担当者さんは20名ほど参加してくださり、中には顔なじみの方だったり、名前だけは知っていたり。
各テナントからは、店長クラスが参加し、各商品を説明していたので、私もかなり勉強になった。
朝から店舗で勤務し、18時にいったん上がって、お米を炊いて、じゃがいもを蒸して、トマトとパインをカットして、お皿に並べて、という作業をしたので、若干の疲れはあったが、評判も良かったし、皆さんがほめてくださったので、すっかり楽しい気持ちになってしまった。
土鍋で炊いた炊き立てのりょくけん米はやっぱり美味しく、オリーブと一緒に食べてもらうとまた一段と美味しかった。
沖永良部島の新じゃがとチーズはどれも相性抜群。
ゴーダ、コンテ、チーズのようなバターのようなゴロセットは、塩気とクリーム状の食感が絶品の組み合わせだった。
中でもパインとマスカルポーネの評判は上々で、それだけで、上質なデザートになっていた。
楽しい経験だった。
ーーー高揚した気持ちのまま、いつもの通り、ファーストフード店に入り、缶詰め状態にして、事務仕事を進めた。