りょくけん東京

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社長日記

日曜の夜、銀座のファーストフード店にて。

鎖国が解けたんだなあとは少しは感じていたけれど、、、

銀座店での勤務後、事務仕事を缶詰め状態で集中して行いたかったので、ファーストフード店でノートパソコンを広げ、こもった。
いくつかあるスペースで、最も遅くまで営業し、比較的気温が安定し、比較的電波が安定している場所だからだ。

外側の窓に向かいながら事務仕事をするわけだが、背中から、左右から、様々な国の言葉が飛び交っていて、ついつい聞き耳を立ててしまった。

一番目立っていたのはロシア語系。
全然別のグループの英語圏の方にまで流暢な英語で話しかけていて、不思議だった。
話し声から、パリから来ているという面々もいたし、中国語ではないアジア系の言語も聞こえてきた。

店内にだけ流れるラジオ風の放送では、ブラジルのコーヒー産地を訪ねた際のインタビューを流していた。
ブラジルのポルトガル語が少し流れたので、また聞き耳を立ててしまった(ポルトガル語が大学の専攻なので、、)。
トレイの上の紙は、さも取材に行ったような記事風のチラシだった。
掲載されている生産者の写真は、解像度から言っても、不自然な型の上がり方からも、スマートフォンか何かで自撮りしたものだと分かってしまう。
これで、わざわざ取材に行ったと、背景の効果音に飛行機のエンジン音なんか流して良いのだろうか、と少し怪訝に思った。

日中、店頭で働いている分には、さほど多くの外国の方がいらしているとは思わなかったけれど、この空間は興味深かった。