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重任登記

重任登記、いったん取り下げ。

会社の憲法みたいなものに”定款(ていかん)”というものがある。
当然、私の会社にも定款は存在する。

私は今でこそ代表だけれども、会社の設立には関わっていなかったので、定款には疎い。。。
株式会社りょくけんから独立して株式会社りょくけん東京になって、はや10年が経ち、昨年の3月31日に、第十期が終わった。
定款には、取締役は10年で見直すことが定められており、会計士さんからの指摘でそのことに気づき、何度かトライして、ようやくその再任の手続きを豊島の法務局支所に赴き、行った。

だが、いくつか問題があり、法務局と相談し、いったん取り下げることになった。

法務局の方に、お手数をおかけしてしまったが、私には大変勉強になった。

まず、定款の読み取り方には二通りある。
前任の取締役の任期も引き継いだと考え、会社が10年経ったところで、再任する、という捉え方。
もうひとつは、2014年2月に引き継ぎ、新たに代表取締役になったので、そこから10年、つまり今年の3月31日で任期満了、再任を問う、という捉え方。

任期は会社の期と連動しており、3月31日締めであれば、そこから3か月以内に再任を認める株主総会を行わねばならない。

つまり、先週、ようやく提出したのだけれども、完全に期間外。

とはいえ、法務局の方によると、「忘れていました。」ということで、臨時株主総会を開けば、それも認められるとのこと。

先週提出した書類を通すのであれば、この方法がベストだろう。
(ちょっと情けないけれど)

ただ、この重任登記と言う作業、無料ではない。
収入印紙を10000円分購入している。

であれば、今年の3月31日以降に、再度提出する方が得策だ。

「では、取り下げ申請と、収入印紙の再利用申請を記入してほしいので、法務局までいらしてください。」

幸い、法務局は自転車で10分の距離にある。
さくっと印鑑を持って、取り下げの申請をした。

次回は忘れぬようにしたい。