りょくけん東京

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麗紅(れいこう)を食べてみた。

気になる柑橘品種が、近所のスーパーで販売していたので、つい購入。
柑橘界の大トロと呼ばれる”せとか”と同じ親を持つという”麗紅(れいこう)”。

せとか同様、長崎県の口之津(くちのつ)にある農研機構の育種場で生まれた。

隣の佐賀県では、”はまさき”というブランド名で販売している。

私がスーパーで見かけたのは、その、”はまさき”。

見た目は、正直、せとかと変わらない気がする。
カットした断面も、せとかと変わらない。

食べて見ても、とろんとしたやわらかいゼリー質の食感で、酸味が良く抜けており、普通に甘く、せとかに似ている。

品種として登録されるには、明確な差別化される特徴を有さなければならない。
どうやら、熟期が、麗紅(れいこう、はまさき)の方が1か月ほど早い。

ただ、同時期にせとかのハウスものも出回り、品質も良いので、やや、差別化には厳しい品種かもしれない。