百貨店、というかデパートのヴァレンタインの品ぞろえはすごい。
そして集客もすごい。
北海道展やヴァレンタインは、百貨店が百貨店たる数少ない機会ではないだろうか。
「なんか、できないかな?」
そんなことをつぶやき、売り場で相談していたら、接客も好きだが、料理も好きな販売スタッフさんが、作ってきてくれた。
「チョコレートは早々簡単に手を出せないですよ。テンパリングとか温度もむつかしいですし、つやも出ないですし、一度付けたらもう触れないですし。」
最初はそう言っていたものの、その難解な課題を乗り越え、作りたくなったそうで、とても嬉しかった。
完熟金柑のチョコレートがけといちごのチョコレートがけ。
少し苦みを感じるチョコと完熟金柑の香り、酸味、甘さがとても良く合っており、美味しかった。
貯蔵ができないので、プレゼントには不向きだが、このヴァレンタインの期間に、デザートとしてはとっても素敵なものになると思った。