りょくけん東京

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タイヘイ チェルヴィアの塩

チェルヴィアの塩の持ち込みとタイヘイ(株)さん。

りょくけんのベジデリカのパックサラダは、ドレッシングが選べるようになっている。

ヴィネグレット、チェルヴィアの塩、和風、マヨネーズ、ポン酢、梅酢の6種類がある。
ヴィネグレットと和風は、厨房で毎回、手作りしているもの。
ポン酢、梅酢は、内堀醸造さんが作っているものを小分けにしている。

マヨネーズは、りょくけんの茶卵を原料供給し、京都の調味料メーカーさんに作成していただいている。

チェルヴィアの塩は、イタリアのアドリア海に面した地域で海の水を塩田で天日干ししたものだ。
いろんな塩がある中、海塩と天日干しにこだわった。

大きなロットで購入して、小袋に詰めなおしている。
このほど、新しいロットを詰めるため、委託している会社さんにチェルヴィアの塩を120kg持ち込んだ。

あまり詳しくなかった頃は関西の加工場に持ち込んでいたが、調べていったら、関東でも袋詰めを引き受けてくださる会社さんは存在し、その一つが、タイヘイさんだった。

タイヘイさんは、実のところ、私がりょくけんに入る前に勤めていたユニクロの野菜事業の会社もお世話になっていた。
タイヘイフーズさんは、ミールキットの先駆け的会社の一つで、半加工したものを調味料とセットにしてご家庭に、自社のトラックを使ってお届けしている。
会社としては150年の歴史があり、元々は醤油や味噌など調味料を作る商店だった。

ユニクロは、物流と倉庫で提携し、関東の配達については、ほぼお任せしていた。
私も、その、八潮にある一倉庫に勤務していたので、良く知っているつもりだ。

渋滞していたので、会社からタイヘイさんまではけっこうな時間がかかったのだけれど、
営業の方だけでなく、加工場の責任者、衛生の責任者、その前の営業の方からもご挨拶を受けてしばらくお話をした。

加工場の規模や衛生環境を伺って、ふと気づいた。

「あれ、そういえば、ミールキットやってますよね。もしかしてお願いしたら、うちのミールキットも製造していただけるんですか?」
「今度、聞いておきます。見積もりとかも。」と営業の方が答えてくださった。

何年かに一度の、塩だけのお付き合いだったけれど、ミールキット、あるいは冷凍野菜など、現代に求められているものを具現化できるのかもしれない。