りょくけん東京

りょくけんだより
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子噺

書初め。

息子たちが宿題や県展に出品するから、と書初めの指導を求められ、半日付き合った。

小学校1年生から高校3年生まで、細いながら長く継続してきたので、それなりに私は習字を指導できる。

小学校1年生は、”お正月”と”まつ”。
小学校3年生は、”友だち”と”いけ花”。

意外とひらがなが難しかったりする。

1年生の3男は、
”お正月”の課題でいったん終わった後、3年生の次男が書いているのを見て、思い出したようにもう一つの課題もやらなければならないことを私に告げた。

3年生の次男は、なかなか根性もあって、3時間ほど書き続けていたので、私はクタクタ。
勘弁してほしいと思ったが、3男が泣きそうになるので、付き合った。

これが意外とまた上手で、なんで習ってもないのに、その筆遣いができるのだろう?ととても不思議な気持ちになった。

集中力も限界かな、というところで、終了。
残った墨で、私も四文字書くことにした。

”未だない”に挑み、先を率いる。

そんな意味合いで、挑未率先 と記した。

りょくけんの経営理念の二番目である”未知の分野にも恐れずに挑戦し、先駆者の地位を維持します”をぎゅっと四文字に込めた私の造語だ。

半紙が一枚しかなかったので、書き損じが許されず、少し緊張した。

今年も頑張ろっと。