りょくけん東京

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ワールドカップ

虚しさから、また活力へ。

深夜に一人、小さな小さな携帯電話でサッカー中継に熱視線を送り続けた。
小学生の息子3人は、先に就寝しつつ、12時になったら起こせ、見たいから、と私は言われていたのだが、結局しなかった。

家族で見たコスタリカ戦は、惨敗だった。
スペイン戦は、携帯電話で見て、勝ってしまったので、ゲンを担いだのもあるし、妻の体調が悪く、息子たちを起こすことで、妻も起きてしまうのを危惧した。
実際のところ、90分の後、延長前半後半の30分も加わり、長丁場となったので、起こさなくて良かったと思っている。

延長後半の長い単独のドリブルからのミドルシュートは
「あ、こうやって勝負って決まるんだ。ヒーローとかワンダーボーイってこうやって生まれるんだ。」
と予感が走る一閃だった。
枠には行っていたし、キーパーによっては決まっていたかもしれないが、結果的に弾かれ、枠外にボールは飛んだ。

痛恨の1対1。

PK戦は、クロアチアに分があるだろうと思ったら、本当にあっさり止められ、実力差なのか経験値の差なのか、そこには圧倒的な差を感じて、携帯電話を閉じた。

なんとも言えない空虚感。。。

ドイツ戦やスペイン戦で得た高揚感は吹き飛んでしまった。
興奮してしまって、なかなか寝付けなかった。

また、クロアチアに勝てなかった。
ヨーロッパに留学していた時には、クラスメートやルームメイトに旧ユーゴスラビアの人たちがたくさんいたっけ。
みんな、働きながら勉強していて、でもちょっとサッカーやバスケをすると、めちゃくちゃ強かった。

空虚感はあるけれども、選手たちの生活は続くし、私たちの生活も、変わらずに続いていく。

監督も再び、外国人監督を招へいするという噂がたっている。
かねてからラブコールを送っていたアルゼンチン人の方だったり、現ベルギー監督、あるいは現セルティックの監督の名前がリストアップされているというからワクワクする。
日本人の監督も、もちろん良かったと思うが、まだまだ列強の諸外国から学ぶことは多いように思う。

このワクワク感を糧に、明日からまた頑張ろうと思う!