新潟から新興梨(しんこう)という梨が届いた。
新潟生まれの大玉の赤梨で、青梨の二十世紀梨から生まれた梨だ。
ヘタに向かってすぼまる特徴的な形を持っている。
日持ちがとても良く、11月を超えて12月上旬まで食べることができる。
幸水梨などに比べると、二回りくらい大きい。
皮を剥いて食べると、まずは、そのジューシーさに驚いた。
同じく日持ちの良い大玉の梨、新高(にいたか)梨は、あまり水分が多くないからだ。
シャキシャキした食感で、いかにも梨らしい。
食味は、酸味がほぼなく、甘さを強く感じる。
ただ、南水梨や二十世紀梨に比べると、やや淡白な感じがした。
甘くてジューシーだけれど、ややさっぱりした風味。
そしてこのジュース分の多さは、寒くなってきたこの時期には不釣り合いなのかもしれない。。。