岐阜の、小倉さんが育てている早秋柿が美味しい。
小倉さんはサラリーマンを勤め上げた後、お嫁さんの家を継ぎ、由緒正しい柿農家を継いだ。
小倉家は、富有柿の原木とされる居倉御所柿を所有している代々の柿農家なのだ。
今、大ヒット中のまめ柿も、小倉さんの手のもの。
研究熱心で、新品種の導入にも積極的だし、露地栽培も行いつつ、大鉢での栽培も行っている。
大鉢で栽培すると、2週間ほど早く育てられるのと、水分コントロールがしやすいため、甘さが高くなりやすい。
早秋柿は完全甘柿の一つで、ほぼ種なしで、食べやすく、極早生で、甘柿のトップバッターだ。
どのくらい早いかと言えば、完全甘柿の王様である富有柿が11月末なのに対して、9月下旬には収穫が始まる。
色づきも良く、濃い橙色が特徴だ。
ただ、小倉さん曰く、「早秋はちょっと良く分からないところがあって、熟度が突然上がって全部だめになったりして、むつかしいんですよ」とのこと。
届いた早秋柿にはなんら問題がないから、小倉さんがきちんと管理してくださっているのだろう。
お味は、超正統派の柿。
カリカリの食感からだんだんとしっとりして、やがて、熟柿というとろとろの柿になっていく。
糖度を測ったら18.7度あり、非常に高いと思った。
終盤で、来週でほぼ終了予定。
お見逃しなく。
その次は、太秋や陽豊が始まる。
■早秋柿 岐阜県産 約1.5kg(7玉前後) 3240円(税込)~
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/44201.html
そういえば、明日8日は8時25分から、ナックファイブのラジオに8時25分から、私が出演する。
柿の話をしているので、うまく伝わると良いな~
ナックファイブはRadikoでも聞ける↓
Nack5 おびハピにて
https://radiko.jp/#!/ts/NACK5/20221008080000