休日を利用して家族で山梨に行った。
社長になってから、正直なところ、あまり産地には行けていない。
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「だって、大森さん、前に来たのコロナ前、5,6年前が最後じゃないですか?」
今期の栽培量が少ないことについて、生産者さんに質問をしたら、作付け前の打ち合わせが足りないことに𠮟責を受けた。
ー至極当然だ…。
日頃の忙しさや予算の問題、いわゆるコロナ禍もあって、お世話になっている農家さんのところへは、以前ほどお伺いできていないのは事実で、ドキッとする一言だった。
◎まずはできることから。
「山梨まで、そばと温泉に行こうよ。」と家族を誘い、巻き込んで、山梨を訪れた。
甲府南インターを降りて少し上がったところに、十割そばを提供する美味しい蕎麦屋さんがあり、山梨に来た時にはほぼ毎回来ている。
そして子どもたちは、温泉が大好き。
やんややんやと叫んだり泳いだり喧嘩したりするので、常連の方々にお叱りを受けることもしばしばだったけれど、最近は一番上が小学6年生、一番下でも4歳になり、分別がつくようになり、お叱りを受けることは”少なく”なった。
恵林寺の隣に、はやぶさ温泉という、銀座店のスタッフさんに「ほんとは教えたくないんだけど…」と言われつつ教えてもらった、これまた行きつけの温泉があり、立ち寄れる時には立ち寄るのだ。
その、二つの場所の近くに、桃やらぶどうやら、とうもろこしに、なすなど、大変お世話になっている農家さんが集中しているので、家族レジャーを入れつつ、農家さんにご挨拶も行けるので、私としてはとてもありがたいコースである。
そば屋さんで順番待ちをしている間、周りの畑をうろついていたら、とうもろこしでお世話になっている小林さんの直売所があるのを発見した。
おそらくは、もともとぶどう農家さんの直売所。
その一角を間借りしたのではないかと思う。
その隣の畑にはきゅうりが植えてあり、割と丁寧に作っているなあと率直に思った。
「順番来たよー!」と妻に呼ばれたので、蕎麦屋に戻った。