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大腸内視鏡検査 社長日記

無罪放免、、、にはならなかった!

大腸に内視鏡を入れる日になった。

息子を保育園に送った後、”モビプレップ”なる胃腸洗浄剤を飲む。

昨晩、二種類の粉末が入ったA4サイズの袋の封を開け、2Lの水で溶かした。

「冷やしておいた方が飲みやすい」と書いてあったので、素直に冷蔵庫で保管。
ほのかにりんごジュースの匂いがしたので、香料を入れてくれているのであろう。

そういえば、胃のエックス線を撮るときに飲むバリウムも、ヨーグルト味に加工されているっけ。

まずは水を2杯。
10~15分あけて、モビプレップ200mlを5回に分けて飲む。
それぞれ、10~15分ずつ間隔をあける。

モビプレップをコップに入れると、わずかにとろりとしたが、飲むときには全く感じなかった。

期待したりんごの風味はなく、、
梅酢をポカリスエットに溶かし込んだような…。
しょっぱいような濃いようなお味の透明な飲み物。

人工甘味料の後味もあって、たぶん、アセスルファムカリウムかスクラロースが添加されている。

便が黄色の透明になるまで飲み続けなくてはいけない。

1L飲んだ後、しばらく便意が来るまで待つように書いてあったが、3回目の後にはすでに便意があり、
何回もトイレを往復…。

お昼過ぎには、図示してあった色に便はなった。

なんていうか、これで、だいぶ落ち着いた。

予約していた14時半に、大学病院に着き、さくさくと進み、専門の服と使い捨てのズボンに着替えた。
使い捨てのズボンのお尻には裂け目があり、そこから、カメラを通すのだろうことが分かった。

検査の部屋にもすぐに案内され、腸の動きを遅くするという点滴を受けた後、ついに始まった…。

しばらく便意やガスを出したくなる感覚が続いたが、ほんの5分もしないうちに、大腸の奥まで内視鏡は到達し、逆方向に抜いていく。

看護師の方がいうには、行きで大まかに見て、帰りに空気を入れながら膨らませて、大腸の裏まで見ていくのだそう。

「行きしなに、大きめのポリープがあったので、そこはきちんと見ます。」

カメラのディスプレイが映し出されているので、見てみると、たしかにブクッと膨れた部分があった。

「もう一回内視鏡はやってその時に取り除くレベルですね。」

そこからは本当に便意のような、ガスが出るよう時のような、居心地の悪さが10分くらい続き、カメラが出た時には、本当に便が出た時のようなすっきり感だった。

残念ながら、無罪放免とはならなかったけれど、少し気持ちはすっきりした。

「ガンですかねえ???」と聞くと「看護師の立場からは、それは何も言えないんですよ。」と気になるお言葉。
再来週末に予約を取っている医師との面談の時に、見解を伝えられることになっている。

大腸のポリープは、遺伝的なものが多いそうで、そこに、喫煙やアルコール摂取、油の多い食事などが原因としては加わるとのこと。

私はたばこは一切吸ったことがないのだけれど、脂っこい食事は好きだしなあ、、、と思ったが、あまり深く考えないことにした。
治るのか、治らないのかを調べると、ポリープが良性であっても、がんであっても、大腸の場合は、治るらしい。

あるものはあったのだし、あとは治すだけ!

 

 

待望の食事をした後、息子たちに早く会いたくなり、まだ早い時間だったが、学童と保育園に迎えに行った。