北海道余市の森さんから連絡があった。
西洋梨のバートレットの収穫が終わったとのこと。
予冷と言って、冷蔵庫で寒さに当てることで個体ごとに違う熟度の進行がそろい、寒いところから常温に移すことで、追熟が始まる。
予冷の時間は品種ごとに違い、バートレットは10日間ほど。
アメリカでは一番ポピュラーな品種だそうで、ラフランスに比べると、固い時期が長い西洋梨。
10日間ほど常温に置いておくと、やわらかくなり、西洋梨らしい、じゅわっと果汁あふれる肉質になる。
固い時期が長いので、コンポートに最適とされ、欧米ではもっぱら、コンポート用に栽培されているようだ。
私の印象では、いわゆる青りんごのようなさわやかな風味があって、固い時期でも、特徴があって美味しい。
森さん曰く「バートは病気も出るし、人気もないから…!」といったん切ってしまった品種。
8年ほどが経ち、いよいよ再開。
9月17日頃から出荷開始。
楽しみである。
■西洋梨(バートレット) 約1kg(4玉前後) 1728円(税込)