9月号のカタログの文章を書いている。
昨年の紙面を見ながら、振り返っていると、”今年で最後ー”の文字があった。
北海道の浅川さんのかぼちゃは、昨年が最後だった。
「まだまだ動けるうちに、農家は引退して、もう少し便の良い場所で暮らしたいんだ。」と浅川さん。
山の畑に隣接した家は、雪が降ると道が閉ざされ、公の除雪が回ってくるのが遅い。
まだ動けるから良いけれど、そうなる前に、、、というのが理由だった。
寂しかったなあ~
今年も、最後となる商品がある。
愛媛、日の丸の川田さんのみかんとみかんジュースだ。
川田さんのみかん畑は、急斜面ばかり。
80歳半ばになり、足腰が弱く、ここ数年は畑を歩き回るのに難儀していたそうだ。
すでに、みかんの木も伐採し、”引退するぞ~”と連絡をいただいた。
みかん自体も好きだったけれど、川田さんと、強い伊予弁の川田さんと話すのが好きだった。
今年もまた、寂しくなる。