長野から完熟プルーンが入荷した。
他のバラ科の植物(桃、さくらんぼ、りんごなど)同様、一つの品種で1週間くらいしか続かず、
複数の品種をリレーすることで、ある程度長い期間を提供するように農家さんも工夫している。
長野の小林さんもその一人。
オパール、サンタス、ツアー、クラシマ、パープルジョイ。
細かい品種はほかにもあるが、おおよそこの5種類でリレーし、9月頭くらいまで提供する。
今年は雨が多く、なかなか甘くならず、スタートが遅れた。
昨年は、そのまま雨が続き、甘くなるまで待ったら、落果し、ものにならなかった。
今年もその二の舞になるのでは、と危惧したが、気温も上がり、雨もほどほどになったので無事に収穫。
例年の1週間遅れで、入荷にこぎつけた。
それぞれの品種で、色合いや形、大きさ、酸味の多寡など特徴があるけれど、小林さんのこだわりは、熟度。
量販店で売られているような熟度ではなく、樹からとって食べて、美味しかったら収穫を始めている。
おおよそ耳たぶくらいのやわらかさにはなっていて、いずれの品種も甘くておいしい。
さっそく届いたものを食べてみたところ、絶品だった。
オパールは”完熟プルーン”の名にはふさわしくない色合いで、やや色が浅いのだけれど、
どう考えても美味しかった。
来週から始まるサンタスは、適度な酸味があり、これまた美味しい。
”酸味”と聞くと、「なんだ、すっぱいのか」と思いがちだが、そうではない。
適度なフレーバーが加わって美味しい。
5種類の中で、一番晩生の”パープルジョイ”はオパールよりもさらに浅い色合いだけれど、
サイズは一番大きい。
100gくらいになるので、300gのご注文だと3玉くらい。
糖度が高く、これまた美味しいので、長くお楽しみいただきたい、くだものだ。
■完熟プルーン 長野県産 約1kg 2052円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/45257n.html