青森の佐藤錦が始まった。
畑で見たさくらんぼからさらに着色が良くなっていて、食味も良くなっていた。
玉サイズも大きくなっていた。
糖度も21度超え。
これが、”あと一週間”の力か!。
銀座店で販売していると、「山形のより良い」みたいなお声をいただく。
これにはいろいろなパワーバランスが影響している。
山形のように、一級の評価を得ている産地では、お中元需要が強く、良い品物は高値で取引され、贈答に回る。
巷で販売されるものは(それはそれで必要だと思うが)、贈答じゃなかったもの、になる。
青森は、以前の田澤さんや赤石さんは農家の矜持が強い方だったけれど、多くの農家さんが、りんご以外はまだまだこれからの産地と認識している。
つまり、さくらんぼについても、一級の評価を、まだ得ていない。
だから、とっても良いものを作ったとしても、それに答えられる販売先がないのだ。
赤石さんは、本当に上位クラスの良いものを、弊社にお送りくださった。
Win-Winなんじゃないかな、と思う。
来期は6月頭から準備して、農家さんサイドの期待にお応えできるよう、もっともっとご紹介していきたいと思う。