野菜くだものを販売しているけれど、プラスティック製品とは切っても切れない関係である。
松屋銀座店では、お惣菜も提供している。
お惣菜は、プラスティックの容器をフルに活用して、お客様に販売する。
植物原料も包材の原料として使用するようになってはきたけれど、サステナブルには程遠いのでは、と感じている。
今日は、そんな疑問に何か答えてくれるのではないかと、プラスティック包材業界ナンバーワンシェアを誇るエフピコさんの展示会”これからの♡あたりまえ”にお邪魔した。
エフピコさんのHP↓
展示会”これからの あたりまえ”はこちら↓
https://www.fpco.jp/proposal/event_new/
1時間半ほどの滞在で、プラスティック包材についての理解をかなり深めることができた。
プラスティック包材業界は、間違いなく、逆風が吹いている。
が、やっぱり一流企業である。
ちゃんと対策をとっている。
まずは軽量化。
以前まで21gあった包材も、現在では6g。
つまり、原料となるプラスティックを減らすことに成功している。
そしてリサイクル。
PEと書いてあるプラスティック包材と、PSと書いてある発泡スチロール包材は、ほぼすべてリサイクルしているのだと言う。
PEは、ポリエチレン。
PSは、ポリスチレン。
全国1万拠点のスーパーさんにリサイクルボックスが設置され、ご家庭で洗浄されたプラスティック包材は、
溶解して粒にし、再原料化され、再び、プラスティック包材になっている。
そういえば、トマトを販売する時に敷いている黒い発泡スチロール素材のトレー。
なぜか”エコトレー”という商品名なので、なんでだろう?と思っていたけれど、
まさしくその、再原料化された粒を使っているのだ。
すべてを紙に代替するのは、なかなか厄介だ。
紙は、嵩張るし、重い。
配送のスペース、保管するスペース。そもそも森林資源への影響。
いずれもエネルギーや、労力が必要となって、本当にサステナブルなのか、意見が分かれるところだ。
そういう意味では、プラスティック包材を使い、回収し、再度、新しいプラスティック包材に加工するのは一つの解なんだと思う。
私も、こういう事実をお客様にきちんとお伝えしていきたいと思う。