春らしい野菜を取り扱いたくて、10年くらい前に注目した野菜に、”蕾菜(つぼみな)”がある。
どこか山菜を思わせるシェイプ。
でも、アブラナ科に属する野菜で、側枝の脇から出た芽を食べる。
頭頂部にも同じような芽が固まってなり、もちろん食べられる。
高菜とかからし菜と言った野菜の仲間で、ザーサイに近いと言っても良い。
漬物にも向くし、炒めて食べても、風味が出て美味しい。
元々は中国野菜で、福岡県で熱心に、日本の気候に合うように改良された。
福岡では、地元の野菜と言うことで”博多蕾菜”の名称で販売しており、意外と高価だったので
その際は、取り扱いを断念した。
が、ここにきて、静岡の磐田の生産者さんを紹介され、短期間ではあるけれど手に入ることになった。
店頭に置いておくと、「何、この野菜?」「どうやって食べるの?」とよくお声を掛けられる。
「ザーサイとか、キャベツの芯のような感じです。」と私はお答えするのだが、今一つ、ウケが良くない。
何か、もう少し工夫したい、、
■蕾菜 静岡県産 1袋 378円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/320922.html