「ご無沙汰してます! ルーコラとかバジルとか、そうそう、ナスタチウムとかナスタチウムの花も、3月中旬頃、ありますか?」
「お久し振りです。バジルだけないかもしれないのですが、あとは大丈夫です。」
「花も?」
「大丈夫ですよ。」
バジルは、ハウスの中で越冬させる作柄を植えなかったので、微妙なんだと言う。
なぜかを伺ったら、納得。
新倉さんのハーブは、都内のレストランから垂涎のもの。
ーだが、その多くが、まん延防止法に従って、営業をしていない。
年が明けて、果たしてお取引先さんが営業をするかしていないか、予測がつかなかったので作付けしなかった。
夏に向けて、当然、準備はしているけれど、春は、作夏から延命させてきたバジルの木がどう出るか微妙だった。
葉野菜とナスタチウムは順調だと言うので、私の腹は決まった。
ルーコラを中心にして、食べられる花をあしらったハーブサラダ。
ルーコラだけだと、味が強すぎるので、サラダほうれん草やサラダ小松菜も合わせて。
「じゃあ、またその頃に。」
なんて2月の間に話したのだけれど、あっという間に3月。
松屋銀座の催し”Tokyo Creative Salon”も3月16日からスタートする。
サンプルを取り寄せ、厨房スタッフさんに作ってもらったサラダは、思った通りパンチの利いた、強いサラダになった。
思った以上だったのは、周りのスタッフさんたちの評判が良かった事。
とっても個性の強いサラダなので、もっと嫌がられるかと思ったけれど、「塩とオリーブオイルだけで食べたい!」なんて言うご意見も。
その意見に賛成しつつも、甘めのドレッシングで合わせても(例えば和風)美味しい。
さ、銀座のお客様にどのような評価を受けるのか、楽しみだ。
■新倉農園のハーブサラダ 1p 540円(税込) 3/16~3/31
乞うご期待!