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アスパラ 赤木さん

赤木さん来訪。

北海道の赤井川村から、赤木さんが訪ねてきてくださった。
こんな環境下で、わざわざ北海道から来てくださるなんて驚いたけれど、
北海道の冬の農閑期を利用して、毎年、関東や九州の農家さんを訪ねて回っている。
昨年も一昨年も、さすがに控えたそうで、今年は!と意を決していらしたそうだ。

同年代の農家さんで、ホワイトアスパラガスをメインに栽培していて、とてもお世話になっている。
もう15年以上のお付き合いだ。

ユニクロがやっていたSKIPが解散となり、卸元だったりょくけんに入社し、松屋銀座に出店したころ、
パプリカやルーコラと並んで、アスパラガスを開発したかった。

が、除草剤不使用のアスパラガスは、なかなか世の中にはなく、人づてに紹介してもらったのが、
赤木さんだった。

赤木さんは、除草剤不使用どころか、有機栽培に取り組んでおり、当初、
「企業さんとお付き合いするのは初めてで…ちょっと…」と二の足を踏まれたのを良く覚えている。

今年は、東京がご実家であると言う女性のスタッフさんを連れて、ご訪問くださった。

↑赤木さんは鶏も飼う。卵を軸に札幌近郊へ配達しているのだ。

前回、私が北海道の赤木さんを訪れたときは、まだ息子が3人だったときなので、4年ほど前の事だ。
ほおずきの畑に入り込んで暴れまわり、勝手に鶏舎に入って「とーちゃん、すごい、たまごと鶏がいっぱいだよ~」と叫び自走式の芝刈り機に勝手に乗り込んでご満悦にしていたっけ。

↑エンジン付き自走草刈り機に乗り、ご満悦の次男(当時5歳)

実は、その年に、赤木さんは大決断をされ、自宅の周りの土地を買って、4ヘクタールにも及ぶ大規模のビニールハウスを建てた。
私と息子たちが訪れたときには、まだ一棟しかできていなかったが、もう他のハウスもできたと言う。

「いやあ、懐かしいですね、もうほんとにやんちゃなお子さんたちで。」
赤木さんのところのお子さんと上の二人が同じ年。
慣れているはずの赤木さんに”やんちゃ”と言われるうちの子たちっていったいどんだけ…。

そんな前置きをしつつ、いろんな話をした。