久し振りに、実家のある茅ケ崎に帰った。
両親にも、久し振りに会った。
小さいときから通っていて、大好きな”紅がら”で、姉の家族も集まり、総勢11名で、昼食を囲った。
父は70歳を過ぎても、元気で、テニスもボウリングも、ゴルフもやりつつ、千葉の高校で、今もなお教鞭をとっている。
母も地元で教鞭をとりつつ、声楽が専門なので、合唱団も指導している。
が、昨年から、どうも心臓が悪く、「もうダメかも」と思うこともあった。
70歳を過ぎれば、いろいろあるものである。
ふだん、子どもたちのけたたましいほどの成長を目の当たりにしているが、親の世代はだんだんと老いていく。
そのコントラストは、ごくごく自然なのだけれど、納得がいかない、というか…切ない。
公園で遊んだ後、海も見に行った。
波打ち際で、波遊びを、いとこたちは心行くまで楽しんでいた。
いつもより大きく見える富士山も素敵で、でも風がとても強い日で、私は風邪を引かぬようにと、海には入らず。
待ちくたびれたのか、父もやって来て、「ほら、迎えが来たよ、帰ろう。」と実家に歩いて戻った。
カードゲームを堪能し、夕飯をごちそうになった後、帰路に就いた。
両親が健在だから、私もこうして、この仕事にのめりこむことができている。
あらためて、感謝。