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ビーツ ベタシアニン

ビーツのボルシチ風。

ビーツをもっと打ち出したいと思っている。
健康に良いとされる部分が大きい野菜だけれど、土臭くて、あまり美味しいものでもない。

ほうれん草や、砂糖の原料になるてんさいの仲間で、冬のほうれん草が甘くなっていったときの、根っこの味がする。
うまく作ると、ほんのり甘く、さほど土臭くなくなる。

現在は北海道花畔の小林さんのビーツを扱っている。
色々な野菜を作る中で、ビーツは自分の畑に合っていると感じているそうだ。
小林さんは、農薬を使わないので、合わない野菜は合わず、合う野菜はとても良く合う。

お好きな方、健康のためだと思っている方は、生野菜も買ってくださるだろう。
でも、「興味はあるけれど、とっつきにくい」と思っている方には、やはり出来合いのものがよかろう。

厨房に頼み込み、ビーツを肉なしボルシチを用意してもらった。
じゃがいも、キャベツ、だいこん、にんじんなども一緒に、トマトと煮込んだもの。

色はすごいが、まったく土臭くなく、上質な野菜煮込みとしてお召し上がりいただける。

「食べる血液」とまで言われるほど造血作用があるビーツ。
注目の成分、ベタシアニンを美味しく、召し上がれ。