豆は大別して3つのカテゴリーに分かれる。
まずは大豆群。
大豆は、たんぱく質が豊富に含まれる。
ほくほくしていて、甘み、旨味ともに優れている。
未熟果は枝豆として知られるが、世界的には、枝豆で食べる習慣は日本だけだそう。
原生地は中国。
そして、いんげん豆。
炭水化物が多く含まれ、エネルギーになる。
ホクホクしていて粉質があり、煮込むと煮崩れしやすい。
未熟果は、さやごと、いんげんなどで食べる。
中国の隠元(いんげん)さんというお坊さんが日本に伝えたという説があるが、
原生地は南米。
南米は豆料理が豊富なので、頷ける。
大型の花豆は、いんげんグループに属す。
三つ目のグループは、ソラマメやひよこ豆などのグループ。
落花生など、油分が多い。
これらの豆の原生地は中東アジアで、古くメソポタミアやエジプトで食べられていたのは、このグループだ。
まとめると…
1.大豆 たんぱく質が豊富。中国が原生地。
2.いんげん豆 炭水化物が豊富。南米が原生地。 代表的なのは…金時豆、レッドキドニーなど。
3.その他 油分が豊富。中東アジアが原生地。
さらに、色も重要で、黒や赤いものは、ポリフェノールが豊富で、抗酸化作用はもちろん、様々な健康効果が期待できるようだ。
と、言うわけで、豆を食事に摂り入れるのは、やっぱりとても魅力的だ。