”インカのめざめ”は、小粒ながら、その美味しさで、知名度があがったと思う。
南米、中米では、神様をお祭りする祭典で調理されていたという、特別な品種で、日本に持ち込まれた後、日本の気候に合うものが選抜された。
気候に合うように選抜されたものの、やっぱり栽培のしづらさはピカイチで…。
小さくて、収穫量が少ないうえ、収穫した時から、芽が出るくらい休眠性が低い。
芽が出てしまうと、日本の場合、商品価値がぐっと低くなるので、悩ましいところだ。
その”インカのめざめ”の改良品種が、”インカのひとみ”だ。
赤い皮で、やや、インカのめざめよりも大きい。
それでも小粒。
北海道で育ったものは、さして美味しいと思えないこともあるけれど、どうやら、産地によるようだ。
というも、静岡の浜松で、永田さんが育てた”インカのひとみ”は、甘くて、ほくほくして美味しい。
皮付きのまま、よく洗って、電子レンジで3~5分。
さつまいものような甘さがあって、そのままで美味しい。
残り僅かだし、萎れやすい特徴もあるので、ぜひ、今、美味しいうちにお買い求めを。
■じゃがいも(インカのひとみ) 静岡県産 約400g 432円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/36340.html