いよいよ長野の梨がスタート。
梨って、秋のくだものだけれど、あの食感とジューシーな感じは、夏に食べたい。
実際、お盆=8月15日よりも前が最も高値が付き、需要が高い。
15日を過ぎると、一気に、相場が下がるくだものだ。
15日よりも前に始まる梨は、ホルモン処理がされており、出荷が早くできるように調整されている。
長野の梨は、ホルモン処理をしていない。
遅く始まるけれど、日持ちも良いし、果肉がしっかりしているのが特徴。
特に松川は標高が500mくらいあり、良い梨が取れる。
斜面を利用した梨畑なので、水はけがよく、どんな雨の多い年でも、甘い。
あるいは、ほかの産地の梨と、間違いない差がある。
幸水梨が始まり、間もなく豊水梨が始まる。
良く違いを聞かれるが、出荷の時期が違うだけ、と言って差支えがないくらい、よく似ている品種だ。
これから、南水が始まり、新高(にいたか)などがスタート。
南水が順調であれば、10月くらいまでお楽しみいただける予定だ。